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橋本病の方のダイエットの見方は豆乳?それとも牛乳?


橋本病と豆乳摂取について


橋本病と豆乳の摂取について
橋本病と豆乳の摂取について

 

橋本病には月不順や月困難症を伴うことがよくあります。

  

そのために月を整える、症の緩和策として、豆乳を積極的にんでいるという方も多いのではないでしょうか?

 

月経困難症を伴わない方でも、「コレステロール値を下げたい」、「何となく体に良さそう」等の理由で豆乳、豆腐や納豆などの大豆製品を積極的に取されている方もいらっしゃるのではないでしょうか?


大豆イソフラボンとエクオール産生


橋本病 月経困難症や月経不順と大豆イソフラボンについて
橋本病 月経困難症や月経不順と大豆イソフラボンについて

豆乳には大豆イソフラボンが多く含まれるため、これが体で女性ホルモンの作用を揮すると考えられています。

  

大豆イソフラボンは腸細菌の作用によって、「エクオル」に代謝されることで初めて果を揮することが分かっています。

 

エクオルまで代謝できる腸細菌は全ての方が保有しているわけではありません。この腸細菌を保有する方は女性の50%程度だと考えられています。

 

つまり、2人に1人は大豆イソフラボンをエクオルまで代謝することができないため、大豆製品を取しても大豆イソフラボンによる体質改善果が期待できないのです。

  

また、大豆イソフラボンの主なは、更年期障害にする症の緩和です。不順や月困難症を改善する果があるかどうか明らかではありません。

 


橋本病と豆乳や納豆などの大豆製品


橋本病の方は豆乳で太りやすい?大豆は橋本病に悪い食べ物?
橋本病の方は豆乳で太りやすい?大豆は橋本病に悪い食べ物?

橋本病の方が豆乳をけると、不順や月困難症が解消されないどころか、体重がえてきたと感じることがあるのではないでしょうか?

 

大豆製品は甲ホルモンに影響をえることが確認されています。

 

大豆製品の過剰摂は、橋本病の治療中の方の甲状腺ホルモン薬の吸収を阻害してしまいます

 

また、豆乳をはじめとする大豆製品を過剰に摂取していると、ヨウ素の摂取量が不適切な場合、TSH(甲腺刺激ホルモン)を上昇させることも示唆されています。

 

甲状腺ホルモン薬が体内でしっかりと作用しなければ、甲状腺機能は低下したままで体重は当然増えてしまいます。

 

また、TSHが上昇するとすれば、やはり体内の甲腺ホルモン量が減るために、新陳代謝が低下し、太りやすくなってしまう恐れがあります。 

 

大豆には、さまざまな健康も期待されますので、避ける必要はありませんが、過はこのように甲ホルモンをさせ、太りやすくなってしまう恐れがありますので、橋本病の方はくれぐれも豆乳や納豆をはじめとする大豆製品の食べ過ぎに注意しましょう。

 


橋本病の方のダイエットの見方は豆乳?それとも牛乳?


橋本病におすすめの食品は豆乳か牛乳か
橋本病におすすめの食品は豆乳か牛乳か

もう、答えはお分かりだと思います。

橋本病の方のダイエットの見方は豆乳か牛乳、どちらが正解でしょうか?

  

正解は「牛乳」です。

 

 牛乳には橋本病の方がすべきカルシウムが豊富に含まれています。

 

そして、筋肉の材料となる良質なタンパク質も含まれています。

 

ただし、橋本病の方はコレステロ値が高くなりやすいため、牛乳をむ際は低脂肪タイプの牛乳がおめです。

 

なお、橋本病の方の中には、乳糖が上手く消化できない方もいらっしゃいます。

 

体質に合わないと感じた場合は、無理な摂取をやめ、医師や管理栄養士に相談しましょう。

ヨウ素は甲腺ホルモンの材料として食事からの取が必要不可欠です。ヨウ素の過剰摂取も不足も甲腺に影響をえます。ゴイトロゲンの多い食品を取し、ヨウ素取量が不足していると、甲腺疾患に影響をえてしまいます。取量を見直しましょう


参考文献


Jemiliat Otun et al. Systematic Review and Meta-analysis on the Effect of Soy on Thyroid Function. Scientific Reports | (2019) 9:3964 | https://doi.org/10.1038/s41598-019-40647-x.

 

Mark MessinaGeoffrey Redmond. Effects of soy protein and soybean isoflavones on thyroid function in healthy adults and hypothyroid patients: a review of the relevant literature. Thyroid . 2006 Mar;16(3):249-58. doi: 10.1089/thy.2006.16.249.

 

Setchell KD et al. The clinical importance of the metabolite equol-a clue to the effectiveness of soy and its isoflavones. The Journal of Nutrition. Volume 132, Issue 12, December 2002, Pages 3577–3584, doi.org/10.1093/jn/132.12.3577

 (いずれも20201124照)