とてもわかりやすい!とご好評を頂いている一冊をご紹介します。
「橋本病のための色分け栄養バランスプレート」
この本は甲状腺疾患で体重にお悩みの方に特におすすめです。食事中の栄養バランスのとり方が分かるようになり、何をどれだけ食べれば良いのか分からないという問題が解決します。
橋本病、甲状腺機能低下症、潜在性甲状腺機能低下症(橋本病の疑い)の方、バセドウ病の服薬治療が始まった方は体重のコントロールのために栄養バランスが何よりも大切です。今日の食事から、さっそく色分け栄養バランスプレートを始めてみませんか?
橋本病・甲状腺機能低下症関連書籍以下4冊につき、2020年2月23日に新型コロナウイルス感染症対策のための食生活上注意点について加筆しました。すでにご購入された方は、恐れ入りますが再ダウンロードにより、情報の更新をお願い致します。追加料金は一切かかりません。
バセドウ病関連書籍以下2冊につき、2020年2月23日に新型コロナウイルス感染症対策のための食生活上注意点について加筆しました。すでにご購入された方は、恐れ入りますが再ダウンロードにより、情報の更新をお願い致します。追加料金は一切かかりません。
感染症に打ち勝つためには基礎体力が必要です。
基礎体力をつけるための食事法について、分かりやすくまとめています。基礎体力をつけるポイントは一人一人異なります。
ご自身の体質や食生活における弱点を知り、基礎体力をつけるための正しい食生活のポイントをおさえましょう。
ヨウ素をしっかりと摂取していますか?甲状腺疾患を発症したからといって、自己流でヨウ素制限をしていませんか?
ヨウ素は不足しても、過剰摂取によっても橋本病やバセドウ病に悪影響を与えます。
医師から厳密なヨウ素制限の指示がない限り、適量のヨウ素を食事からしっかりと摂る必要があります。
橋本病・甲状腺機能低下症やバセドウ病の治療中の方は、体調が落ち着いたら、ヨウ素が過不足なく摂取できているのか食生活を振り返ってみましょう。
橋本病の疑いの方、潜在性甲状腺機能低下症の方も症状を進行させないために食事中のヨウ素量に注意が必要です。
ヨウ素の摂取量の見直しに本書をご活用ください。
葉酸をしっかり食べていますか?
葉酸というと、妊娠に関連した栄養素というイメージのある方も多いと思います。
ところが、実際にはDNAの合成を助けたり、貧血を改善したりと、不調の改善に大きな役割を果たす栄養素なのです。
年齢を問わず、しっかりと摂取が必要であるにも関わらず、意識的に食品を選ばなければすぐに不足してしまいます。
本書は、葉酸が不足しやすい人はどんな人か、葉酸が多く含まれる食べ物、どのくらい食べたら良いのか、効率の良い食べ方などについて理解を深めたい方におすすめです。
こちらは、グルテンフリーダイエットに興味がある、試してみたい方だけでなく、すでにグルテンフリーダイエットを実践されている方にもおすすめの一冊です。
甲状腺疾患の方はグルテンフリーダイエットにご興味をお持ちの方も多いと思いのではないでしょうか。
グルテンフリーダイエットとは、グルテン含有量の多い食品を引き算する食事療法です。
引き算をすれば、不足しやすい栄養素も出てきてしまいます。
この3つのポイントについて分かりやすく解説しています。グルテンフリー×低糖質のお菓子レシピ付です。
腸内環境は脳や身体の健康状態の鏡です。腸内環境の悪化は、肥満や肌のトラブル、多くの不調、病気発症の引き金となってしまいます。
その反対に、病気が原因で腸内環境が悪化することもよくあります。
腸内環境を整え、健康の味方となる腸内細菌を増やし、肥満を解消しやすい体質、不調を改善しやすい体質作りに取り組んでみませんか?
2019年12月1日に「橋本病の食事法」は改定第二版に情報更新を行いました。
この更新に伴い、イラストや新たな解説が加わり、これまでよりも読みやすくわかりやすい内容になりました。
改定第二版では主に次の様な項目が加わりました。
l 挿絵やイラストを増やし、より読みやすく、分かりやすくなりました。
l 橋本病と食生活や体調変化の関係について、より分かりやすくなりました。
l ヨウ素制限とヨウ素の必要量について追記しました。
l 糖質制限のリスクに関する解説がより分かりやすくなりました。
l アドレナル・ファティーグ、副腎皮質疲労症候群等に関心のある方への解説を追記しました
l グルテンフリーやゴイトロゲン、漢方、イソフラボンや大豆製品の影響について解説を追記しました。
既にご購入下さった皆さまはAmazon の「コンテンツと端末の管理」ページで、修正版の本を受け取ることができます。新しい情報もたくさん詰まった内容ですので、ぜひとも新しいバージョンに更新して頂ければ幸いです。
ただ、これまでと章立てや構成が異なることから、旧版でマークされたハイライト等は消えてしまいます。お手数をお掛け致しますが、別にメモを取る等のご対応をお願い申し上げます。
これからも、より良い食事療法の情報提供に努め、快適で健康的な日常を過ごせるように、皆様と共に歩んでいきたいと願っています。
アポワンティフード&サイエンス出版部
ビタミンDが不足しても自覚症状はありません。完全な欠乏症に至れば顕著な症状が現れますが、そこに至るまでにはビタミンDは長期の間、不足した状態が続いていることになります。なんとなく振り切れない心や身体の不調、それはビタミンDの不足によるものかもしれません。
ビタミンDは欠乏症に至らなくても不足した状態が続くことで多くの疾患のリスクが高まることが分かってきています。ビタミンDが不足すると、冬季うつや認知症、骨粗鬆症、糖尿病や高血圧、多発性硬化症や甲状腺疾患等の自己免疫疾患を惹き起こす可能性が高まります。これらの疾患の原因として、血液中のビタミンD濃度の低下との関係が指摘されています。
食生活では、加工食品への依存、偏食や無理なダイエットはビタミンD不足に直結します。誤った健康食を続けている方は、健康的な食生活を送っているつもりでも、気づかないうちにビタミンD不足に陥ってしまうことがあります。カルシウム不足もビタミンDバランスに悪影響を与えます。
その一方で、ビタミンDの過剰摂取によっても健康リスクを伴います。サプリメントの服用はもっとも手軽なビタミンDの補給手段ですが、ビタミンDの過剰症に注意が必要です。また、ビタミンDが不足している場合、その他の栄養素も不足している恐れがあります。その場合はサプリメントでビタミンDを補っても栄養不足は解消されません。
本書はビタミンD不足の起こりやすいライフスタイルの改善法や食事における効果的なビタミンDの摂取法、ビタミンD不足に伴う複合的な栄養不足の改善法についてご提案するものです。太陽の下、生き生きとビタミンDを作り、正しい食品からビタミンDを適切に摂取して、心身ともに健康的な日常生活を送りましょう。
健康で持続的な減量は、心と体のバランスを美しく保ち、穏やかな生活をおくるために不可欠です。特に「橋本病」の方にとって、栄養バランスを維持した減量は、病状の緩和のためにも、たいへん重要です。「橋本病」を発症するとどうしても体重が増加してしまいます。ところが、「橋本病」の方が栄養バランスを維持して減量することはとても難しいのです。その理由は、「橋本病」では栄養の吸収・利用効率が低下してしまうからです。その上、「橋本病」は代謝と免疫に関わる内分泌疾患であり、症状に応じた細やかな栄養摂取が求められます。つまり、「橋本病」の方には、経過に応じた丁寧な栄養指導が必要なのです。反対に、画一的な減量法は効果がないばかりか、栄養学的に危険な場合もあります。
本書は橋本病・甲状腺機能低下症の方のために、色分けによって必要な栄養素や食事バランスが一目で分かる「橋本病の色分け栄養バランスプレート」食事療法をご提案するものです。本書を用いることで、「橋本病」の食事のための難しい栄養計算を行わなくとも、バランスの良い食事を実現することができます。日々の食生活にご活用し、不調を軽減していきましょう。
空はとても晴れているのに「今日は何だか頭痛がする」「古傷が痛い」「めまいがする」「気分が落ち込む」「身体がとってもだるい」「やる気が出ない」と悩まされていたら、台風が近づいていた、天気が崩れて雨になった、という経験はありませんか。これは「気象病」と呼ばれるものです。
本書では、気象病による不調に焦点をあて、予防医学における予防栄養学に基づく食生活の改善によって代謝やホルモン、免疫、神経系の複合的な観点から体調を整え、未病の段階から不調のない健康な状態を目指すことを目的としています。治療が必要な方は、治療と食事療法を並行して行うことで、より不調の少ない日常生活を目指すことができるでしょう。
食事法によって常に体調を整えることで、不調の少ない快適な日常を送れるようにしましょう。
甲状腺機能が低下すると、カルシウム代謝に様々な影響をもたらし、骨粗鬆症のリスクを高めていきます。カルシウムは筋肉や脳の働きにも直接作用しており、カルシウム代謝の異常によって脳内のカルシウム濃度が調整できなくなれば認知力の低下をもたらす恐れがあります。
橋本病、甲状腺機能低下症、潜在性甲状腺機能低下症は基礎代謝が低下しており、カルシウムやビタミンDをはじめ、様々な栄養の吸収も緩慢化しています。そのために、より効率良く、効果的なカルシウムの摂取法を身に着け、骨粗鬆症を予防していく必要があります。
骨密度は20歳~30歳の間にピークを迎え、その後はピークの状態を維持し、閉経後は骨密度の低下が加速していきます。橋本病は骨密度のピーク期を過ぎた30代以降に発症リスクが高まります。すると閉経前の早期から骨密度減少の恐れがあるため、骨粗鬆症のリスクは極めて高くなってしまいます。また、食欲不振によって食事量が減少した方、肥満解消のために食事量を極端に減らす様な無理なダイエットをしている方は、カルシウム不足に追い打ちをかけてしまう恐れがあります。
本書では橋本病、甲状腺機能低下症、潜在性甲状腺機能低下症の方のためのカルシウムの吸収効率をアップさせる食べ方、避けるべき食べ合わせ、生活上の注意点などをわかりやすくご紹介しています。ぜひ毎日の食生活にご活用下さい。
バセドウ病・甲状腺機能亢進症においては多くの場合TSHの低下を伴います。発症する前の潜在性甲状腺機能亢進症の期間や、発症後の長期に渡る治療、服薬治療における寛解後の再発のリスク等を考えるとバセドウ病・甲状腺機能亢進症による骨粗鬆症のリスクは非常に高いものであることがわかります。
カルシウムは筋肉や脳、心臓の働きにも直接作用しており、カルシウム代謝の異常によって脳内のカルシウム濃度が調整できなくなれば認知力の低下をもたらす恐れがあります。また、ストレスへの耐性も低下させる恐れがあります。
抗甲状腺ホルモン薬を適切に服用しながら、食事療法を行うことは、甲状腺機能亢進症の方が不調の少ない快適な日常生活を維持する上で必要不可欠です。その中でも骨粗鬆症対策のための食事中のカルシウムの充実はもっとも重要なテーマの一つです。また、甲状腺機能亢進に伴いビタミンDも欠乏しやすくなっているために、食事から適切に補っていく必要があります。
また、甲状腺全摘をされた方は一時的又は長期的な副甲状腺機能低下症によるビタミンD不足やカルシウム不足も骨代謝に異常を来たす恐れがあります。
バセドウ病の方の骨粗鬆症予防は25歳からはじめましょう。
甲状腺疾患などの内分泌疾患において、骨密度の低下につながり、骨粗鬆症に至る危険性が指摘されています。いわゆる不定愁訴に対して、内分泌疾患など、具体的な病名が明らかになり、患者数も増えています、甲状腺疾患に加えて、高血圧症や高血糖等のメタボリックシンドロームや痛風、乳癌などの内分泌系に影響される疾患でも骨粗鬆症が懸念されます。ここでも食事法はたいへん重要な役割を果たし、現代の幅広い内分泌疾患に対して、個別に骨粗鬆症の予防が求められています。
欧米にはミネラルが豊富な土壌が広がり、そこで育った農畜産物や水にはカルシウムが豊富に含まれています。それに対し、日本の土壌はミネラルが少なく、農畜産物や水のカルシウムも少ないのです。現代の日本人の食生活は欧米化し、タンパク質や脂質の摂取量が増えています。そこに元々カルシウム摂取機会の少ない食事パターンや風土的な理由が重なれば、骨粗鬆症のリスクは大幅に拡大してしまいます。
骨粗鬆症予防やカルシウム摂取と言っても、各自のライフスタイルや食習慣によって気を付けるべきポイントは様々です。自身の食生活の習慣や注意点を把握し、より効果的なカルシウム摂取方法をつけていきましょう。本書が幅広い年代において骨粗鬆症の予防に役立つことを願ってやみません。骨粗鬆症の原因を正しく理解して、日常の中で骨粗鬆症を予防しましょう。その結果は、やがて大きな差になって現れることでしょう。
脂質異常症への基本的な食事療法と、それに加えて各個人の脂質異常症の原因に対する+αの食事療法をご提案しています。+αについてご自身に該当するものを見付け、基本食事療法にあわせて積極的に取り組んでみましょう。
甲状腺疾患は脂質代謝にも影響を与えるため、コレステロール値に異常が見られる方が多くいらっしゃいます。特に橋本病(甲状腺機能低下症)の方はLDLコレステロールや中性脂肪の値が高くなる傾向にあります。放置すれば動脈硬化のリスクが高まる恐れがあります。
脂質異常症の改善は食事療法がもっとも効果的です。橋本病の方は食事療法と橋本病の治療を並行して行うことが大切です。
TSHコントロールダイエットは、TSH(甲状腺刺激ホルモン)を整えるための新しい食事療法です。治療と並行して食事療法を行うことで、不調の解消や体重管理に効果が出やすくなり、ストレスに強い体質改善にもつながります。また、ゴイトロゲンの正しい食べ方を知ることで、ゴイトロゲンを基礎代謝の改善に役立てることが可能です。
食事療法は初めの1カ月に準備を丁寧に行うことで、効果が発揮されやすくなります。様々な世界の研究結果を検証し、日本人に最適で安全な方法をわかりやすくご紹介しています。
甲状腺ホルモンやTSH(甲状腺刺激ホルモン)を整えるには治療と並行して食事療法で栄養をしっかりと摂取することが大切です。世界の様々な研究結果を分析し、日本人の食生活や体型と照らし合わせ、甲状腺疾患の方が不調を解消し、体重を適切に管理するための新しい食事療法を本にまとめています。