このサイトでは橋本病/甲状腺機能低下症やバセドウ病の方に向け、栄養や食事療法、体調管理、安全なダイエットのための情報発信をしています。
橋本病やバセドウ病の皆さまの日常が快適なものになりますように。
橋本病やバセドウ病は、比較的多くの方が発症しやすいにも関わらず、日常的な不調と症状の区別がつきにくいため、病気だと気づかないまま過ごしている方がいます。
特に20代以降の女性が発症しやすく、放置していると、太りやすいために無理なダイエットをしたり、不妊や骨密度の低下、Ⅱ型糖尿病等のリスクも高めたりしてしまいます。
未治療の段階では、疲労や不眠等も起こりやすいため、QOL(日常生活の質)が低下してしまいます。治療開始後も様々な不調を抱えたまま過ごしている方が多くいます。
橋本病やバセドウ病と診断を受け、はじめて「甲状腺(こうじょうせん)」という言葉を聞く方も多いと思います。
甲状腺は首の付け根にあり、新陳代謝の調整をしています。橋本病やバセドウ病は、抗体が甲状腺を刺激することで、甲状腺ホルモンのバランスが崩れる病気です。自己免疫性甲状腺疾患と言います。甲状腺ホルモンバランスが崩れることで、太ったり痩せたりしてしまいます。
橋本病やバセドウ病では、食事からとった栄養の利用にもアンバランスを起こし、栄養不足が起こりやすくなります。
橋本病やバセドウ病の治療を受け、甲状腺ホルモンが正常化しても、この栄養不足は残ったままのことがあります。
栄養不足は代謝を低下させるため、太りやすく痩せにくくなって無理なダイエットをしてしまったり、全身の不調を長引かせる原因にもつながります。
栄養不足を改善するためには、これまで以上に栄養素をとる必要があります。
橋本病やバセドウ病の治療は、甲状腺ホルモンのバランスを整えることですが、それに加えた食事療法がとても大切です。
経過観察中の橋本病の方も、食事療法が体重や体調管理に役立ちます。
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