潜在性甲状腺機能低下症とコレステロール

潜在性甲状腺機能低下症と脂質異常症は相関関係があります
潜在性甲状腺機能低下症と脂質異常症は相関関係があります

潜在性甲状腺機能低下症と診断され、自覚症状もないからと放置している方はいらっしゃいませんか?

 

甲状腺ホルモン値が正常な潜在性甲状腺機能低下症の女性は脂質異常症が誘引され、LDLコレステロール値が高くなるという調査結果が発表されています(男性は参加者が少なかったため、明確な結果が出ていませんが、男性にも同様のリスクがあるでしょう)※。

 

脂質異常症も自覚症状がないと言われていますが、進行すれば動脈硬化のリスクが高まってしまいます。

 

そもそも脂質異常症によって体の酸化が起こりやいため、酸化は老化を早めてしまいます。

 

甲状腺ホルモンがまだ正常だからと安心せず、自覚症状のないうちにコレステロールを正常化させ、老化の加速を予防しましょう。

 

※参考文献:

The Journal of Clinical Endocrinology & Metabolism, Volume 93, Issue 3, 1 March 2008, Pages 888–894, https://doi.org/10.1210/jc.2007-1987

 

 

 

 

 

 

 

 

コレステロールを下げるには基本的な食事療法+原因体質別栄養食事法がお勧め