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バセドウ病眼症とビタミンD対策

©Acco MUKAWA バセドウ病眼症とビタミンD 写真はイメージ photo LhcCoutinho,Pixabay
©Acco MUKAWA バセドウ病眼症とビタミンD 写真はイメージ photo LhcCoutinho,Pixabay

甲状腺疾患の方は体内のビタミンD量が不足しやすくなっています。

 

ビタミンDは体内へのカルシウムの吸収をサポートする役割があるために、ビタミンDが不足することでカルシウムも不足してしまいます。

 

バセドウ病においては、脂質代謝が活発になるために、体内にビタミンDを留めておくことが困難になってしまいます。また、お手洗いにいく回数が増えることによって、カルシウムの排泄も促進されてしまいます。

 

特にバセドウ病眼症の治療を受ける方は、ビタミンD対策は食事療法のもっとも大切なポイントの1つです。

 

バセドウ病眼症の治療にはステロイド薬を用います。ステロイド薬はその強さや使用期間によって体内のビタミンDやカルシウムが不足しやすくなります。

 

喫煙習慣のある方、副流煙にさらされる機会の多い方はバセドウ病眼症の症状が強く出やすいと言われています。タバコもビタミンD不足を起こしやすいため、喫煙習慣のある方もビタミンD対策を意識しましょう。

 

バセドウ病眼症のステロイド治療と併行し、ビタミンDやカルシウム剤が処方されることもあります。しかし、バセドウ病によって既にビタミンDが不足していますので、できればバセドウ病眼症の治療前から、できるだけ早めにビタミンD対策を立てるようにしましょう。その際、カルシウムも併せて摂取することで、ビタミンDがカルシウムの吸収をサポートしてくれます。

 

青魚にはビタミンDが豊富に含まれています。カルシウムは小魚の骨や乳製品に豊富に含まれています。ビタミンDやカルシウムは市販のサプリメントからも摂取することはできますが、今度は過剰症のリスクが高まる恐れがあります。ご自身でビタミンD対策を立てる際は、できるだけ食事からの摂取をお勧めします。

 

ビタミンD対策はビタミンDとカルシウムをセットで摂取することがポイントです。