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甲状腺ホルモン値とバセドウ病の重症度の関係

2016年にアメリカでバセドウ病治療ガイドラインの最新版が発表されました。

 

前回のガイドラインから大幅に内容が改定されています。

 

その中に「甲状腺ホルモン値とバセドウ病の重症度の関係」について記載があります。

 

未治療のバセドウ病患者において、甲状腺ホルモン値とバセドウ病の重症度には相関関係が認められないとのことでした※。これは1989年にまとめられた結果ですが、2016年版でもこの考えが再評価されています。

 

特に、精神面における症状は甲状腺ホルモン値からは評価することができないそうです。

 

甲状腺ホルモン値だけで軽症、重症と判断せず、治療としっかり向き合うことが大切です。

 

精神面と食欲の間にも密接な関係があります。バセドウ病の治療を始めたら、必要な栄養素がぎゅっと詰まった食事を美味しく楽しく満喫することで精神面にも良い影響を与えます。

 

※参考文献:

1989 Nov;87(5):558-61.