甲状腺ホルモンとコレステロール

甲状腺ホルモンにはコレステロールの調整作用があります。そのために甲状腺疾患にかかるとコレステロールのバランスが乱れやすくなってしまいます。

 

バセドウ病の方はLDLコレステロールが低くなりやすく、内服治療を始めるとコレステロールが急速に高くなることがあります。

 

橋本病の方はLDLコレステロールが高くなりやすいのが特徴です。

 

潜在性甲状腺機能低下症の方もLDLコレステロールが高くなりやすい傾向にあります。

 

LDLコレステロールが高くなれば動脈硬化のリスクも高くなってしまいます。ただし、コレステロールは女性ホルモンや抗ストレスホルモン等の材料になる大切なものですので、極端に減らしてしまえばかえって他の病気にかかりやすくなってしまいます。そのために食事療法で体に無理をかけることなく調整することが大切です。